FC2プロフ
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム
意見などありましたらこちらで!

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
FC2カウンター
検索フォーム
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
リンク

スポンサーサイト

-- --, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クロアチア

04 30, 2010 | クロアチア

3 Comments
クロアチア

 ブタペストの宿を、13時5分の列車に乗るために、少し早目の12時に出発する。宿の人に別れを告げて、握手をして、手を振った。クロアチアに一緒に行くことになった方と、駅に向かう。

 駅には、12時35分に到着し、チケット売り場に行くと、人は疎らながら、並んでいた。しかし、呼び出し番号は、531番。表示はまだ、501番になったばかりだった。30人も待っているようには、見えない。待てども待てど、数字は、進まない。13時になった頃、527番に差し掛かった。ここは、決断の時だ。もうチケットを買わずに列車にダッシュしないと、間に合わない。
 チケット売り場から、列車までは少し遠い。重い荷物を背負い直し、僕らは走った。出発のほんの少し前、プラットホームに到着し、乗り込もうとするが、ドアが閉まっている。やっと6つ目のドアで、開いた。安堵しながら、列車に乗り込む。

 車掌さんから、切符を買い(割増料金で)、とりあえず一安心だ。

クロアチア (1)

 出発し、ブタペストから、南へ向かうと、窓からは、一面黄色の花を付けた菜種畑が広がっている。窓を開けていると、涼しい風と共に、タンポポの綿毛が車内に次々と飛び込んでくる。
 夜の7時半にクロアチアの首都、ザグレブに到着した。外は、まだほんのりと明るい。

クロアチア (9)
ザグレブ駅前

 予約した宿がなかなか見つからず、やっとの思いでチェックインを済ました。

 翌日、6時に目覚ましが鳴り、目が覚めた。この日は、クロアチアに遙々やってきた最大にして唯一の目的であるプリトヴィッツェ国立公園に向かう。
 準備を済まして、朝ごはんを食べて、バス停に向かった。7時半のバスに乗る予定だ。バス停が見え始めたころ、時計は7時35分を指していた。諦めて、次のバスに乗ることにし、チケットを買う。8時40分。予想以上の待ち時間だ。

 お昼ご飯用のサンドウィッチを買い、少し、街を歩いた。バスに乗り、しばらくすると、空は、雲に覆われ始めた。雲の上に雲がある、典型的な、曇りだ。
 晴れて欲しいと願う。
 
 11時前に、プリトヴッツェ国立公園に到着した。空は、まだ曇っている。チケットを買い、エントランスで、帰りのバスをチェックする。1時間に1本程度。最終は7時40分。

 プリトヴェッツェに入り、湖の見えるベンチで、サンドウィッチを食べる。雲に覆われた空は、太陽を隠して、辺りは何となく暗い。


 散歩のように、僕らはのんびりと歩いた。新緑の季節。黄緑色した葉をつけ始めた広葉樹が森を覆い始めていた。
 
 のんびり進んでいるうちに、日の光が森に差し込んだり、また雲の中に隠れたりを繰り返す。太陽が、森に差し込んだ時の新緑の色は、とても奇麗だ。
 
クロアチア (7)

 この公園は湖畔公園なのだが、湖の水がものすごく美しい。まさしく透明、でも少し離れて見ると、エメラルドグリーンというやつに変わる。その色の変化が不思議で仕方がない。

クロアチア (3)
 
そして、次々に滝が現れる。今まで見たことのないような滝だった。木々の間を縫うようにして、水が流れ落ちている。不思議な滝だ。奥に進むたびに、形を変えて、滝が現れる。澄んだ水の中には、魚がたくさん泳いでいる。湖の上に遊歩道があり、滝を間近に見ることができる。水が流れ、滝は、加速するように川に飛び込んでいる。まるで生きているようだ、と思う。

クロアチア (2)
 
桟橋を渡り、出発地点の対岸にやってきた。ここから、船に乗って帰る。目的は果たされたと、僕らはエントランスに向かった。そして、何気なく地図を眺めていた。そこで、発見してしまった。大滝という表示を。
 
 この大滝って行きましたっけ・・・。いや行ってないね。僕らは、さっき来たばかりの道を引き返し、船に二度乗り、大滝方面へ向かう。この時、時間は、5時少し前だった。渓谷の上を歩き、谷からは下を流れる美しい川がよく見える。幾重にも滝が流れ、この場所の水量の多さには、驚いてしまう。

クロアチア (6)

クロアチア (8)


 夕暮れの迫る、あたりがほんの少しオレンジ色に姿を変えた頃、大滝に到着した。大滝は、滑らかに何本もの線を作って川へと落下していく。ザァーザァーという音を立てて。

 僕らは、今度こそはとバス停へ向かった。6時30分、バス停に到着し、7時5分のバスまで余裕があるな、なんて思いながらバス停のベンチに腰を掛けていた。
 7時30分、バスは来ない。7時40分最終のバスを待つ。辺りは、もう少しで暗くなる。8時、バスは、来ない。僕はダッシュで、プリトヴィッツェのレストランに駆け込んだ。
 「バスがこないのだけれど、バスは、何時にありますか」息切れを堪えながら、尋ねた。1人の人がバス会社に電話をし、こう言った。「今日はもうないわ。明日の朝10時過ぎにあるわよ」。
 僕は、震える声で、「さんきゅう」と振り絞り、レストランを飛び出した。僕は、この日の11時35分の夜行列車でイタリアに向かうはずだった。

 ヒッチハイクを試みるが、田舎なだけに、通る車自体少ない。100キロ近く出している車に、僕らの姿は見えているのだろうか。車は止まる気配もなく、結局僕らはここプリトヴィッツェで一泊することにした。レストランに舞い戻り、ご飯を食べて、宿に行き、すぐさま眠りに着いた。翌日、バス停に9時半に到着し、ザグレブ行きを待つ。一向にバスは来ず、結局11時にバスは来た。僕らはこの二日間で、バス停に何時間立っていたのだろう。時刻表を張りなさい。
 
バスに乗り込んだ時の幸福感はすごいものがあった。バスに乗れるだけで、こんなにも嬉しいなんて。窓からは、もちろん黄色い花を付けた菜種畑が広がっている。

クロアチア

クロアチア (4)

それでは、皆さんよい日々を!
スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。