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アスンシオン

07 29, 2010 | パラグアイ

3 Comments
アスンシオン

 イグアス移住地にて、のんびりと雨の音を聞いて過ごした後、パラグアイの首都、アスンシオンへと向かった。
 一泊だけの予定で、イグアス移住地の前を走る国道7号線の前に立ち、バスが来るのを待つ。オンボロのバスが一台止まったが、それはアスンシオンまでは、行かないようで次のバスを待つ。もう少しばかりマシに思えるバスが来た。バスのフロントガラスの右前にASUNCIONという表示が 出ていた。間違いない。

DSC_0093 (3)
バス停

 僕は、バスに乗り込んでアスンシオン?、と尋ねる。運転手さんは顔を2度、縦に振った。おんぼろのバスは、すぐに出発してガタガタと揺れた。
 1時間程走った所で、人の乗り下りが激しくなり、バスは満員に近い状態になった。狭い通路には、10人程度が立ち、バスの揺れに体を揺すられていた。
 バスの中にはあまり風が吹かず、やけに暑い。3時間を過ぎた頃から、尿意をもよおして、暑さとは別に膀胱にまで緊張感を持たなくてはならなくなった。冷や汗と、汗が一緒に出る状態というのは、緊張のピークだ。
 幸いにも、このおんぼろバスにもトイレは、ついていた。しかし、通路には押しも押されぬ状態の人々が、いる。僕は一発奮起でその人ごみをかき分けて、トイレに辿りついた。

 トイレに行き、安らぎを得た僕は、席に戻った。水やお菓子なんかも食べたりして、先ほどの緊迫感が、今や少し懐かしい。

 イグアス移住地から5時間、バスは、アスンシオンのバスターミナルに到着した。前評判通り、何もない空気に包まれていた。
 バスターミナルを出て、市バスに乗り、目当ての宿近くを目指す。バスは、予想通り大通りの坂道を上った。15分ほどで、メルカド・クアトロという露店街が見える。この二つ先の交差点ぐらいで降りたら良いくらいかな、と思った矢先にバスは次の交差点を右折した。さきほどまで渋滞にはまり、開けっ放しだったドアも閉まり、バスは、スピードを上げた。
 場所が分からなくなり、通りすぎる交差点の道路名を必死で追いかけた。ブラジル通りにメキシコ通り、ここはパラグアイ、なのか。

 結局、次の停留所で降りた。そこは街の中心地近くだ。その割には、裏通りとしか思えないような通りだ。そこからは、歩いてもそこまで遠くはない。助かったという気持ちを引き連れて、宿を目指した。15分ほどホテル内山田に辿りついた。

 この宿は、朝食が和食バイキング、なのだ。それだけのためにここまではるばるやってきた。目的は、そう和食バイキング、以上で終了。

 晩ご飯を食べに、外に出たのは、夜の6時過ぎだった。しかし、街は完全に眠りに着いていた。開いている店は、ご飯やと、少しのミニスーパーだけだった。他の店はすべてシャッターを下ろし、暗い暗い商店街になっていた。土日はこぞって店を閉めると聞いていた。その日は丁度土曜日だ。
 どこのお店もこぞって店を閉めていた、ので、その情報に間違いはない。

DSC_0093.jpg
 シャッターが閉まりすぎていた上に、何もなかったので、僕はアスンシオンで写真を1枚しか、撮らなかった。これ1枚しか。

 翌日、朝起きえると、様子が少しおかしい。喉がやけに痛いのだ。楽しみにしていた和食バイキングも喉に通る時に痛みを伴い、そこまでモリモリ食べることが出来なかった。ただ、美味しかったことは、確かだ。

 そして、またバスに乗り、イグアス移住地へと戻る。何をしに来たのか。未だにイマイチ分からないでいる。和食バイキングは、旨かったのだが・・・。
 バスに揺られ、帰りは4時間で到着した。僕の喉は、俄然調子が悪くなり、更には寒気と頭痛を引き連れて、徒党を組んでやってきた。厄介な3人組だ。
 翌朝は、イグアスリベンジのためにもう一度アルゼンチンに帰る、予定だった。

 しかし、朝起きると、熱は下がるどころか上がっていた。体温計を借りて測ってみると、38度の高熱だ。ドカベン(プロ野球編)を読む手も震えるわけだ。
 旅に出て、初めての風邪をひいた。あぁ、風邪ってしんどいんだな、と思い出すように唸った。寒気がやってくるのに、頭は熱くて喉が痛い。とてもじゃないが、チョコレートクッキーは食べられなさそうだ。

DSC_0093 (2)
いぬ

 空はいつもよりもずっと晴れていた。部屋の窓の外には木が生えていて、木漏れ日が、やけに綺麗に見えた。今日、イグアスの滝に行けていたら、さぞかし綺麗だろうな、そんなことを布団に包まりながら思う。明日も晴れるかな。明後日も晴れてくれるかな。風邪は明日、治るだろうか。
 僕は、チョコレートクッキーを食べながら、そう思った。

DSC_0093 (1)
今回は写真が全然なかったので、次のイグアスの滝に向けて、ライバルである日本の滝を載せておきます。

 それでは、皆さん良い日々を!
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イグアス移住地(41km地点)

07 26, 2010 | パラグアイ

2 Comments
イグアス移住地(41km地点)

 イグアス移住地に、着いて3、4日が経つ。晴れたり、雨が降ったり、毎日天気は変わりやすい。太陽が出た日は、気持ちの良い温度と気持ちの良い風が吹く。雨の日には、冷たい風が吹き、宿の中までやけに寒く感じる。
 
DSC_0033 (7)
晴れた日は気持ちがいい。この健太さん達とは、ペルー以来二度目の再会。

 このイグアス移住地には、2万人の人々が生活し、その内の700人が日本人、もしくは日系人だ。この街の真ん中には大きな鳥居があり、日本語の看板がよく目に着く。更には、農協まで、ある。
 農協に行けば、日本語で表示された品物が沢山置いてあり、納豆や味噌なんかも売っていて、テンションが著しく、上がった。なめ茸なんて、いつぶりに見ただろうか。

DSC_0033 (1)

 早速、味噌や食材を買って、宿に帰る。その道は、どこまでも粘土質の赤土だった。雨上がりのその日は、靴の裏に土が、どんどん雪だるまのように増えていく。僕は、重くなった靴を石にこすりつけて、土を取る。
 真っ直ぐに続く道は、所どころ舗装された石畳になっているが、多くの道は赤土が広がり、青い空や、白い雲と見事なコントラストを描いていた。
 
DSC_0033.jpg
パラグアイの空の色は、なんだか好きだ。
DSC_0033 (2)


 宿に戻り、みそ汁を作る。久しぶりに飲むみそ汁は、美味しくて、温かい。温度のことでは、ない。温度はむしろ熱々だった。みそ汁とふろふき大根を作って、ついでに肉じゃがなんかも作った。
 こんなことは、日本に帰ればいくらでも出来ること、かもしれない。今、するべきことじゃない、のかもしれない。
 でも、海外で和食を食べるというのは、とても良いことだとも、思う。あぁ、和食って旨い、と強く強く実感することが出来る。もっと日本を好きになれる、そんな気もする。

 次の日、誕生日会が開催された。ここは、誕生日の人がいると、皆で祝ってくれるのだ。僕もここで誕生日を迎えればよかった。エッフェル塔に登ってる場合ではなかった。残念だ。

 誕生日会は、大量の肉やソーセージを焼いた(僕は焼いていない)。日本米のおにぎりも、握った(僕は握っていない)。更に美しく盛られたサラダも作った(僕は盛ってない)。
 机は、美味しい料理とお酒で、どんどん埋まった(もちろん、僕は埋めてない)。

DSC_0033 (3)
肉。おにぎり。
DSC_0033 (4)

 皆で、乾杯をした。おめでとー、の声が部屋に鳴り響く。改めて誕生日というものの素晴らしさを感じた。
 お誕生日おめでとう。誕生のその日、今日まで生きてきたんだね。おめでとう。
 お誕生日おめでとうや、あけましておめでとう、ってイマイチ言葉の意味が僕は、わからないでいる。
 とりあえず、おめでたいことなんだと、思ってきた。どちらも、年(歳)の終わりで始まりである点は一緒だ。
 つまり、どちらも誕生、なのかもしれない。終わりで始まりだ。

 僕は、焼きたての肉を旨い旨い、と食べながらそんなことを考えた。その日、外はどしゃ降りで、雨の音が強く聞こえる。
 僕には、もうひとつ疑問が浮かぶ。雨の音って何なんだろう、って。水の音、それは水が何かにぶつかる時の音だ。
 雨が、何ものにも当たらずに何処までも、落ちていったら。音は無い、のかな。そんなことは、ない気がする。雨と雨が少なくともお互いぶつかりあって、小さい音を立てるんじゃないかな。それが、本当は雨の音なのかな、なんて思う。

 雨と雨が、雨の音を立てながら、ぶつかって、また一つになる時、それもまた終わりで、始まりだ。
 
 焼けた、肉がどんどん机に運ばれて、僕のお腹はたちまち満腹になった。誕生日会は、夜遅くに終わり、片付けをした(僕は、片付けてない。何もしてないと思われるかもしれませんが、僕は肉に岩塩をかけて、ひたすらに揉み続けるという、大役を遂行しているので安心だ)。

DSC_0033 (5)
あかつち

 外では、まだ雨が強く地面に打ち付けていた。僕は、それもやっぱり雨の音なんだな、なんて思う。

DSC_0033 (6)

それでは、皆さん良い日々を!

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