FC2プロフ
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム
意見などありましたらこちらで!

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
02 | 2010/03 | 04
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
FC2カウンター
検索フォーム
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
リンク

スポンサーサイト

-- --, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ダージリン

03 09, 2010 | インド

3 Comments
ダージリン

 ダージリン最寄りの駅NEW JAIPAIGRI に着き、そこから乗合ジープに乗って、ダージリンを目指す。10人乗りのジープに12人位押し込んで、それは黒煙を吐き出しながら走りだした。
 ガタガタの山道を、縦に横に大袈裟に揺れながら、一気に標高2200mまで駆け登る。縦揺れと横揺れが同時にくるなんて、地震でいうと記録的な損害が出そうだ。僕が耐震偽装のビルだったら、損壊は免れなかった。震度6強はあった、はずだ。僕がビルでも耐震偽装でもなくて本当に良かった。

標高が上げるにつれて、外から流れ込む風が冷たくなり、雲が近くなる。ダージリンに着くと、辺りは白く霞んでいた。山々はまるで幻のように、雲の中に隠れている。
 
 標高が2200mもある、ダージリンは水不足のようだ。まるで日本の山小屋状態。トイレは流れず、バケツで流す。お風呂は一回に使えるお湯の量が決まっていた。しかも、夜はかなり冷え込み、シャワーが途中で水になったら、それは多分、死を意味する。だから、僕はいそいそと、お風呂を済ました。しかし、風呂上がりが、何よりも寒い。ぶるぶる震え、急いで服を着る。この感覚はまるで、日本に帰ったような気分にさせてくれる。

 翌朝は、3時20分に起床。ダージリンで一番の目的でもある、タイガー・ヒルに朝日を見に行くためだ。朝はもちろん寒い。暑さと同様に寒さにも強くない僕は、下はヒートテックにジーパン、レインウェア。上は、ヒートテックにインナー、パーカー、レインウェアにダウンジャケットという、誰よりも充実した装備だった。薄着のミッチーさんには、申し訳ない思いでいっぱいだった。

DSC_0310.jpg
黒い煙を吐き出すジープ。

 そして、3時40分頃に外に出て、ジープに乗る。日の出は何時か、と尋ねると、6時だ、と言われた。タイガー・ヒルまでは何分かかるか、と聞くと、35分だと言う。どうやら僕らは、激しく張り切り過ぎたようだ。寒い車内で、人が集まり出発するまで、ひたすら待つ。
 4時半を過ぎた頃、ジープは僕らと僕のウキウキを乗せて出発した。真っ暗闇の中をジープは震度5弱で進んでいく。
 
 まだ薄暗い、5時過ぎに標高2500m、タイガー・ヒルに到着した。遥か遠く向こうの方が、少し赤く染まっている。僕は、冷たくなった手を温めながら、それを、見る。感傷に浸りながら。
 それも束の間。おばさん達が「こーふぃー、こーふぃー、こーふぃー!」と早口で言いまわる。夜行列車でも思ったが、何故こうも、連呼するのか。気分を壊さないでくれ。この時ばかりは、耐震偽装でもいいから、ビルになりたかった。

DSC_0331.jpg

 5時30分を回ったころ、辺りはぼんやりと明るくなり、北の方には、ヒマラヤ山脈が連なっているのが見える。雲海を通りこしたずっと向こう側に、それは、あった。
 標高8586m、カンチェンジュンガの頂は、雲に突き刺さっている。その雄大な姿に、僕は本当に感動した。白く雪化粧をした、その山々に僕の心は震えた。誰もいなかったら、叫びたい。言葉は決めてないけど、とにかく叫びたかった。

DSC_0328.jpg
ヒマラヤの山々。
 
 それと同時に、東の空は赤く、赤く染まり、雲の中からゆっくりと太陽が姿を現した。ヒマラヤの山々は雪化粧を、オレンジ色に染めている。
 
 自然の美しさに敵うものなど、ないんじゃないか。自然のかっこよさに勝てる奴なんていないんじゃないか。そう思う。

DSC_0366.jpg

DSC_0408.jpg
ただ、そこにあるだけで素晴らしい。

 真っ赤な太陽は雲の中からのそのそと上がってくる。赤かった太陽はどんどん黄色く、そして白く、色を変えていく。辺りに立ち込めていた雲海は、役目が終わったかのように、姿を消した。

 自然は不自然な位に、よく出来ている。これからも、この営みはずっと、続いてくんだろうな。ずっと、続いていって欲しいな。

 山を下りてほっと一息、ダージリンティーを飲む。温かくて、美味しい。インドのチャイと言えば、ミルクティーだった。久しぶりに飲む、ストレートティー。渋みも少なくて本当に美味しかった。
奮発して、渋々20ルピー(40円)も出しただけのことはあるな。うん。

DSC_03014457.jpg
これ、うまい!
 
それでは、皆さん良い日々を!
スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。