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アラハバード

03 18, 2010 | インド

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アラハバード

 僕は、今アラハバードにおります。
 
 蚊の大群を撃破した朝、僕はバラナシを出た。バックパックを背負って、メインストリートまで出ると、次はリキシャーの大群に囲まれた。彼らには多分、蚊取線香が効かない。そのぶん、蚊より厄介に感じるが、痒み成分を出さないので、無視して進む。強引なリキシャーおじさんは、もう値段とか関係なしに、「とりあえず座れ!」とシートを叩きながら言って来る。何故そんなに偉そうなのか、と不思議に思う。

DSC_1959112.jpg
バラナシの町並み(って語呂がいい)

 サイクルリクシャーに乗り、バス停へと向かう。サイクルリキシャーの座席は何故か驚く程、短い。25㎝くらいしかないのではないか、と思うほどだ。お尻に常に緊張感を走らせていないとずり落ちそうだ。
バス停に着くと、丁度おっさんが、「アラハバード、アラハバード!」と叫んでいる。僕は、無事バス乗り込む。席に着き、横に座っていたインド人に、「ビスケット食べる?」とビスケットを取り出すと、彼は「いいよ」と照れくさそうに笑った。僕は、そうか、といいながらビスケットを食べた。
1時間程走ったところで、休憩になり、横のインド人は出ていき、スナック菓子とspriteを片手に戻ってきた。そして、おもむろに「食え」、とスナック菓子をくれた。僕は「ありがとう」と言って、それを貰った。

 優しさは、ブーメランだ。

 いつか必ず、ブーメランは返ってくる。いや、ブーメランだとしたら、返ってきたブーメランを、自分で追いかけて、キャッチしなくちゃいけない。常に足元に返ってくるとは、限らないもんね。

 昼過ぎに、アラハバードに到着した。バスを降りようとすると、すでに、荷物をキャッチしようとリキシャー軍団が待ち構えている。
 なんて優しい人達なんだ。僕は、まるで外交に行った首相のように、手を振りながら降りようとしたが、バスの出口で右肩を強打し、それの痛みを隠すのに必死だった。
 

 そこからサイクルリキシャーに乗り、Allahabad Agricultural Insitute へ向かった。ここアラハバード大学には、僕の両親の知り合いがいる。その先生は、ここで「アーシャ アジアの農民と歩む会」という農村開発を行っている人がおり、そこで暫くお世話になる。

DSC_0106423.jpg
アラハバード大学のジープ(手書き・・・?)

 到着し、僕は部屋へと案内された。このインド旅では、確実に一番良い部屋だ。僕は感動し、ベッドへと、ダイブした。しかし、このベッドがメチャクチャ硬い。板に布が被さっている程度で、僕は先ほど強打した、右手と共に次は全身を強打した。

 その日の夜は、先生のお宅にお呼ばれし、美味しい食事に舌鼓を打った。この温かい雰囲気に、安心感を感じずにはいられない。やはり、宿でなく、家庭というのは良いものだなと実感する。

 翌日は、日曜だったため、僕は先生や大学の生徒さんたちと教会へ向かった。礼拝は英語とヒンディー語で行われていた。僕は話に検討も付けられず、礼拝中かなりの時間、聖書の角と、讃美歌の角を交互に眺めていた。

DSC_2132y754.jpg
教会

 その帰り道、僕は子供が泣いているのを見つけた。多分、姉妹だった。妹は汚れたTシャツだけを着て、下はすっぽんぽん。お姉ちゃんは汚れたワンピースを着ていた。
お姉ちゃんが、妹をからかうように遊んでいて、妹はたどたどしい足取りで、姉の後ろを付いてく。そしたら、お姉ちゃんが妹をビンタした。それは唐突だった。
妹は、もちろん泣く。わんわん泣く。それでも、わんわん泣きながら、ふらふらと姉の後ろを付いてく。

DSC_0236424.jpg
この子はその子じゃなくて、僕が近寄ったら泣きだした子。

 子どもの涙って、なんだか不思議だ。

 妹はビンタされた後、一瞬迷ったような顔して、お姉ちゃんのことを1秒くらい見て、それから泣き出した。わんわん。そしたらもう止まらない。
なんか、その泣き方が、痛くて泣いている、というよりも、殴られたことが悲しくて泣いているようだった。一瞬、どうして?って考えて、悲しくなって泣いている。そんな風に見える。
実際に僕も、多分そうだ。涙が出る時は、思い出して、思い出して、悲しくなって涙が出る。この先の道が悲しすぎるから、涙を流すことは、ほとんどない。旅に出る時の涙もきっと、目の前の不安、ではなくて、思い出して泣いたんだと思う。

涙は、思い出、なんだな。

DSC_00594erui7.jpg
アラハバード大学の朝。

 それでは、みなさん良い日々を!
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