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ASHA

04 01, 2010 | インド

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ASHA

僕が、ここアラハバードに来て、もうすぐ3週間が経ちます。そして、3週間が経てば、僕はここを出て、ヨーロッパへ向かいます。旅立ちは、近い。

ASHA.jpg


 1週間近くいたヒトシ君も、アラハバードを出て次の街へ。ここアラハバード大学の卒業も近く、みんな忙しそうに、している。もう、村へ行くことも減り、僕はオフィスで作業をしている。
 それにしても、インドの暑さは尋常ではない。少し外を歩いていると、鼻血が飛び出してくる。すぐにのぼせてしまうのだ。これから、更に気温が10℃近く上がるという。それはもう、僕の想像の範囲を超えている。今でも、暑くて体調が悪くなりそうだと言うのに。

 話しは、少し変わる。この「ASHA アジアの農民とともに歩む会」のASHAというのは、ヒンディー語で、「希望」という意味なのだ、と聞いた。

ASHA (2)

ASHA (4)

  
 そのとき、僕は、思いだした。この旅に出る前、僕がバイトに明け暮れていた時のことを。早いときは、夕方3時にバイト先に入り、遅い時は朝の5時、6時まで働く。つまり居酒屋だ。早上がりのときは、11時に仕事を終えて、家路に着く。終電間近の電車に乗り込み、油の匂いが染み込んだ制服を膝の上に置き、音楽を聴く。
真っ暗な家に着き、自分の部屋へと向かう。夜型人間になってしまった僕は、もう12時なんかには眠れなかった。お風呂に入り、眠くなるまで本を読んだり、パソコンに向かう。僕の家は、田舎にある。外は真っ暗、家も真っ暗だ。
 
 ごそごそと、部屋を出てトイレに向かう。そのときに、キッチンを、いやそんなオシャレなものではないな。台所を通り、台所の電気を付けて、居間を通って玄関口にあるトイレに向かう。用を足して、部屋に帰る。

 そのとき、僕はふと思う。帰りは、明るいな、と。当たり前のことでしかない。光が、後ろにあるとき、前は暗い。自分の体が壁になり、尚更目の前は暗い。でも、帰り道は、台所の光を目指し、そこを通り、部屋へ向かう。もちろん、部屋の電気は付いているし、部屋のドアは少し開けてきている。そこへ向かうだけだ。
 もう1つ言えば、光は曲がらない。台所を通り、僕は居間を右に向かう。光は、居間にあるテレビに向かって真っ直ぐに伸びている。トイレの方を指し示してはくれない。
 僕の家を分らない人には、すごく分かりにくい話だ。

 ただ、僕が言いたかったのは、トイレの帰り道、そのときに僕は、いつも台所の濁った光に希望を見ていた、ということだ。

 僕の進む道に、この道の先に光がある。これが重要だ。灯台は、決して陸の者のためにあるのではない。海を彷徨う者の為にあるのだ。

 僕が、バイトに明け暮れていられたのも、その先にあるはずの世界一周が僕に、灯台のように光を指し示していてくれたからだ。
 例え、どんなに過去に輝かしい出来事があっても、どんなに大きな光があっても、その道を一歩、右に曲がるだけで、その光は、この道の先を照らしてはくれない。真っ暗な道で、地図も見えないなら、人は道に迷ってしまうのではないだろうか。

 前にある、希望が僕を動かしてくれている。今の僕への希望は、世界遺産でも南米大陸でもない。きっとそれは、日本にいる家族や友人知人、それに暖かい味噌汁、なのかもしれない。

 ここ、インドの農村に暮らす人々を、射し照らしている希望は、何なのだろうか。あの、農村で見た笑顔の子ども達や農民が、道に迷わないように「ASHA」は今日も頑張ってんのかな。僕は、そんな風に思う。

ASHA (1)
太陽は、でっかい希望だな。

ASHA (3)
僕は、今日も、味噌汁を求めて旅を続ける。

それでは、みなさん良い日々を!
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