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イースター島

07 02, 2010 | イースター島

4 Comments
イースター島

 絶海の孤島。チリのサンチャゴから、飛行機で西へ西へと5時間30分。見えるのは、ただひたすらに海と雲。それはまるで空を見ているようでもあった。


 早朝に飛び出した飛行機は、昼前にイースター島に到着した。飛行機を降りると、どこか懐かしい空気に包まれた。イースター島はこの時期、雨季だ。じめっとした空気があたりを漂っている。ちょうど日本の6月のような、そんな雰囲気を感じて、僕はなんだか嬉しくなって、日本みたいだなと呟いた。
 僕の体には、日本の空気が染み込んでいるのだと、思い出す。

 空港は極めて小さい。Baggage Claimで荷物を待っていると、日本人の夫妻が話しかけて来た。僕らは同じ宿のようだ。外に出るとネームプレートを持ったおじさんが僕らを出迎えてくれた。こんなことは始めてだ。
 おじさんは忘れていたように、おもむろに僕らの首に花の首飾りをかけてくれた。こんなことも初めてだ。僕らは送迎の車に乗り、宿へと向かった。

 宿で、少し休憩して、散歩に出かけた。その日は、晴れていて青空が美しかった。それ以上に海は深い深い青色だ。

イースター島

 青い海をバックに早くもモアイが1体、2体と海沿いに並んでいる。そこにある、僕が初めて出逢ったモアイ像は風化が進み、思っていたよりも角がなくて、丸みを帯びていた。それでいて、彫りの深い顔は、常に目の部分が影になっている。

イースター島 (1)

 街をぐるりと、回り僕はまた宿へと戻る。街はとても小さくメインストリートを外れると民家が少し並んでいるだけだ。
 宿に帰る道にポインセチアに似た花を付けた木が目についた。それは空に赤い花を写しだしていた。

イースター島 (3)

 宿でソファに座り、おやつを食べながらゴロゴロしていると、太陽がどんどん傾き始めた。僕は、また散歩に出かける。海で夕陽を見るのは随分と久しぶりな気が、する。
海沿いの道を歩く。太陽が僕の影を長く伸ばして、潮風が強く吹いていた。そこら中を馬が歩いている。飼い馬か、野良馬か。馬のタテガミは潮風に揺られている。

イースター島 (4)

イースター島 (2)

イースター島 (6)
モアイ

海岸線沿いに5体のモアイ像が並び、その少し北、2つの場所にモアイが1体ずつ立っている。1体は唯一、目の入ったモアイだ。

太陽は、急速に沈むスピードを速めて、地平線の向こう側に沈む。太陽が沈んだ後も、太陽のオレンジ色の光は、少し時差を作り、沈んでいく。地球が丸いことを強く実感する。

イースター島 (7)

イースター島 (8)

 モアイ像は夕陽を背に浴びている。彼らは一生、夕陽をその彫りの深い顔に浴びることは出来ない。モアイ像は笑いもせずに、沈む夕日、暗くなる空と同様に、少しずつ影を無くし真っ暗な像になる。正に、木偶の坊のようだ。

暗くなった町は、オレンジの街灯に照らされる。帰りにスーパーに寄った。イースター島の物価は本土(チリ)の2倍~3倍位する。
 野菜だけ少し買って宿に戻り、晩ご飯の準備をする。買った野菜を何とか1週間もたせるために少しずつ少しずつ、大切に使う。
 
 外は、急に雨が降り出した。雨季のイースター島ではざーっと雨が急に降る様だ。雨の音を聞きながら、野菜を小さく切って鍋に入れる。妙に幸福な気分になる。

 雨の音が最近好きだ。モアイも今頃はずぶ濡れだ、きっと。彫りの深い目の部分は、傘を差したように、濡れずにいるのだろうか。
 モアイに涙は似合わないな、なんて僕は思う。

イースター島 (5)


 それでは、皆さん良い日々を!
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