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ライカコタ

08 06, 2010 | ボリビア

4 Comments
ライカコタ

 ボリビアの首都ラ・パス。標高4000m近い世界に着いて、軽い高山病を経て、翌日には元気になって、その翌日には、またぶり返して頭痛になった。僕は、元気と高山病の間の行ったり来たりを繰り返した。頭痛が治り、今は元気になった、ような気がしている。

 元気と高山病を行ったり来たり、健康と病気を行ったり来たり。行ったり来たりの帰り路が、元気であり、健康である、ということに純粋に感謝する。いつまでも、帰り路は安心にも似た、そんな路であってほしいと、思う。

 元気な時でも、この標高の高い世界では、坂道を歩いているだけで、すぐに息が切れて、心臓の音が強く聞こえる。ドンドンと心臓の音が鮮明になり、ドクドクと血液が体中を忙しく駆け巡っているのを感じずにはいられない。
ライカコタ (3)

 ラ・パスは、僕が思っていたよりもずっと美しくて、臭い。傾斜地には、オレンジ色の家々が並び、その後ろには白い山がそびえる。街の中心部には雑多なビルが沢山建っている。急斜面が続くこの街では、一般車よりもずっと沢山のミニバンやミクロと呼ばれる古びたバスが、灰色の排気ガスと、バスの行き先を大声で吐き出しながら、走る。
 ミニバンには、いつも人がパンパンに詰め込まれているが、人々は物ともせずに、一席空いているかどうかのミニバンに、勇ましく乗り込んで行く。

ライカコタ
ラパス

 街の至る所に、露店が並ぶ。お菓子や飲み物から、硬いパン、ジュース屋、湯たんぽまで何だって、ある。
 乾季の今は毎日青空が広がり、雨の心配は、どこまでもなさそうな気さえ、してくる。標高の高いこの場所の日差しは強く、首元に当たる日光が痛い。紫外線は、相当なものだ。

 この街には平坦な道があるのかどうか、少し不安になるほど坂道が続く。その坂道を上っていくと、ライカコタの丘という、ほんの少しだけ小高い場所に辿り着く。そこからは、ラ・パスの街がよく見える。南東には、月の谷という赤茶けた乾燥した山が見え、ライカコタの丘を囲むように、街はすり鉢状に広がっている。それは、まるでミニチュアで出来た街のようにも、見えた。

ライカコタ (4)
月の谷
ライカコタ (1)


 夕暮れが近いことを教えてくれるように、ライカコタの丘の上に、風が吹き始めた。入り口に戻ると、入り口のすぐ横に、大きなチェス盤と、大きな32体の駒が置いてある。それを、ちょうどキングと同じくらいの背の高さをした子どもが2人、抱きかかえるようにして、並べる。

ライカコタ (5)

ライカコタ (6)
チェス

 並べ終わると、2人は対戦を始めた。お互いのキングをチェックメイトするために、駒を動かしていく。2人の駒が3体ずつチェス盤からはじかれて、僕はライカコタの丘を出た。どちらが勝っただろうか。

 ミニチュアみたいな街に、大きなチェスボード。ここは、どこなんだ、と思わずにいられなかった。

ライカコタ (7)


 空には、青空を透かして見せる程薄い雲が広がっている。それはまるで、風、をこの目で見ているような美しい雲だった。

ライカコタ (8)


 それでは、皆さん良い日々を!
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