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コパカバーナ

08 20, 2010 | ボリビア

4 Comments
コパカバーナ

 ウユニ塩湖からラ・パスに戻った翌朝、僕は、ボリビアとペルーの国境付近の街コパカバーナに向かった。
 朝の7時40分。バスは僕の泊る宿の細い細い道にやって来た。黒いバスは、宿の前で止まり、僕はそれに乗り込む。まだ、人は疎らだ。バスは、市内をぐるぐると回り、バスがいっぱいになるまで、人を乗せて、コパカバーナへと向けて、出発した。

 バスは、辺り一面小麦色の平野の脇を通る長い長い一本道を走る。バスの左手にチチカカ湖が見え始めた。僕は生憎右側の席に座っていたため、広がる平野と、小高い山のコントラストを楽しんでいた。

 2時間と少しが経過した頃、バスは、チチカカ湖の前で止まった。乗客は皆、バスを降りる。そこから、対岸のチュアというところまで、ボートに乗り換える。空には、雲が1つもなくて、チチカカ湖にも雲は一つもない。空の先に宇宙がある、というのなら、この水の先にも宇宙があるんじゃないか、なんて思える程、チチカカ湖は美しい青色をしていた。

copakabana (1)


 ボートに乗って、チチカカ湖のんびりと渡る。僕らが乗って来たバスは、バスや車用の、大きいボートに乗せて運ばれている。対岸からは小さく見えたバスは、こちら近づいてくるにつれて、どんどんと、大きくなる。そのバスを乗せているボートの名は、タイタニックだ。
 沈まないことを祈るほか、ない。

copakabana (2)
タイタニック

 無事に、タイタニック号は対岸に到着した。僕は少しホッとして、バスに乗り込んだ。それは、チュアを出て、山道をジグザグに上っていく。40分ほど走った頃、少し小高い場所から、コパカバーナの街が良く見える。木々が、所どころに生えて、茶色い大地を彩り、空とまるで同じような色のチチカカ湖が街を包みこむように、広がっている。峠を越えて、バスは街へと向かう。

copakabana (5)
コパカバーナ

 街に着いて、バスを降りると、日差しが強く降り注ぎ、少し暑く感じる。ここも標高3500m程あり、こんな富士山の頂上みたいな場所に琵琶湖の12倍もの湖がある、というのも不思議な話だ。
 荷物を受け取り、それを背負って、宿を探す。この町の地図を持っていない僕は、多少戸惑いながら宿の方角へと、向かった。至る所に民芸品が並んでいる。その通りを抜けると、教会が見えた。教会の前には、沢山の花束や、ロウソクなどに売り物が、変わる。教会の前に居たおばさんが、僕が何も言わないうちから、僕の目指している宿への行き方を教えてくれた。

copakabana (8)
カテドラル

 バックパックの腰ベルトをせずに、ここまで来たからか、やけに荷物が重く感じる。あと、少しだと、自分に言い聞かせて、言われた道を進む。宿に着くと、色黒のお兄さんが出てきた。
 完全にペルー人だと、疑いもしなかったけれど、日本人、のようだ。部屋へ案内してもらうと、そこは、ミラドール、天守閣だった。

 その宿の屋上にある部屋、だ。全面ガラス張りで、夕日がきれいに見えるらしい。なんて、ロマンチックな部屋だろうか・・・・・・・。部屋からは、チチカカ湖とコパカバーナの街が一望できる。なんて、ロマンチックな部屋、だろうか・・・。
 僕は、ご飯を食べに行き、部屋で、少し休憩していた。ベッドに横になり、本を読む。ガラス張りの部屋には、直射日光がビシビシと入ってくる。カーテンもレースのような、生易しいもので、太陽の紫外線アタックを防ぎきれない。温かいのは、いいのだけれど、首筋が、痛い。

copakabana (4)
天守閣
copakabana (3)

 太陽が、西に沈む程に、丁度僕の首筋に日光が集結する。太陽の色が白色にも似た、光から、オレンジにも似た、光に変わると、先ほどまでの力を失ったように、太陽は、優しく天守閣を照らす。太陽は、街をオレンジ色に染めながら、チチカカ湖へと沈んで行く。やはり、そこにも宇宙があるんじゃないか、そんな風に僕は思った。

copakabana (6)
夕日

 太陽が沈むと、先ほどまでは温かかったのが信じられない程、冷え込み始めた。僕は、天守閣から、暗くなった町を眺めた。もう先ほどまであんなにも青かった、空も湖も、黒色にも似た、闇に色を変えている。なんだか、僕は少し寂しくなった。

copakabana (7)


 翌朝は、もちろんガラス張りのレースのカーテンを朝日が突き破って僕を起こす。全く、なんてでかくて、テカった顔をしたやつだ、なんて、寝ぼけ眼で、僕は思う。人間はわがままな奴だ、テカったあいつは、そう思っているかもしれいないけれど。

kopa.jpg


 それでは、皆さん良い日々を!
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- Comments
4 Comments

キレイやなぁ。
ほんとにきれい。
太陽が昇っては沈み、星が輝いたりそうでなかったり、また太陽が昇り・・・。
いつ見ても飽きたりしない。
その日の空に思うことがたくさんある。
自然ってすごいね~。

太陽の大きさって惑星の中で占める割合が98%くらいあるって聞いたけど本当かな。
本当だったらテカリもはんぱないね。

もうすぐアメリカかぁ
先月八ヶ岳に登ったとき、ミネソタ大学で映画を勉強してるっていう30歳くらいの青年に出会ってね、
ゆうじの話したら、
「アメリカに来るなら連絡してこい!!」
と力強く言ってメアドを教えてくれたよ。
アメリカといっても広いもんね。
もしお近くへ行くなら寄ってみて。

ところで、富士山の上に琵琶湖が12個あるとしたら、それは、どういうこと?

by ゆみまる | 08 20, 2010 - URL [ edit ]

お久しぶりです!
しばらく見ないうちにユージは宮殿住まいのお姫様になったんですね(笑)
夕日の写真がハンパなくきれいです。
額縁入れて部屋に飾りたいくらい。
伊那は夕日が見えないもんね。
おれは朝日より夕日の方が好きかもしれません。
どちらも比べられないくらい美しいけど、
朝日がそのあと、ただのテカリ野郎になってしまうのに対して、
夕日は美しいまま隠れてしまうから。。
なんか神秘的な感じがするのかな。
ちょっとキザなセリフですいません(笑)
引き続き良い旅を!!

by ヒロスケ | 08 20, 2010 - URL [ edit ]

Titanic笑 ツボだね。

いいなぁCopacabana。

La Pazで悠史と別れて泣きながら向かったCopacabanaでは、
バスに置き去りにされ、たらいまわしにされ、
半泣きだった思い出しかありません。。。

by Izumi | 08 21, 2010 - URL [ edit ]

>ゆみちゃん 本当に、自然は見飽きることがないね。それが、当たり前であるほどにそれは、そうかもしれないね。太陽と月と星と地球。当たり前のように、毎日目撃している夕日とか朝日とか月も星も本当に、いつ見ても美しいね。

ミネソタかー。遠いねー。アメリカは少しばかりでかすぎて、アメリカ来るなら家に是非が、国境を超える程に遠いね・・・。


>ヒロスケ 宮殿住まいも2日で飽き飽きだねー。宮殿よりも、素敵なところを知っているしさ。

でも、俺も夕日の方が好きだなー。朝日は、早起きしないと見れないもんね(そこかい!)
夕日が真っ赤に世界を染めるのは、なんかすごくいいよね。一日の終わりを確実にしらせてくれる気がするよ。

ヒロスケも伊豆大島で、素敵な夕日を納めてきてくれ!

 
>Izumi コパカバーナお疲れ様でありましたねー。本当に、乗り継ぎが出来ないなんて、酷い話だ・・・。
南米は、特に急いでいるときに限って、遅延とかストライキになる気がしてならないよ。全く。


タイタニック、ツボだねー。目を見張ったよー。そんで、ダッシュで写真を撮りにいったよね。まさか!!あいつが!みたいな感じでさ。でも、氷山はなかったし、デカプリオも乗ってなかったから大丈夫だったみたい。

by ゆうじ | 08 22, 2010 - URL [ edit ]

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