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アレキパ

08 26, 2010 | ペルー

6 Comments
アレキパ

 標高3800m、プーノをバスで出発して、6時間ほど郊外の道を走った。途中から、バスの窓からは一本の長い長い線路が見える。バスは線路と並走するように走る。何もない、という表現を僕はいつも使いあぐねている。

 窓から広がる景色、そこには建物や畑など、人工的な物はあまり見当たらない。これは確かだ。荒野のような岩地か、滑らかな曲線を描いて、それがまじまじとよく分かるような小高い丘、野生動物が草を食む草原、それを支えるように包みこんでいる空。ただただ、それらが広がっている、そんな景色が、バスのスピードに比例して、窓から流れている。

arequipa (8)


 これは、何もない、のだろうか。

 そこには、全てがあるような気さえするし、何もないような気もする。人間は、分からないものをを見たときに、何もない、そう感じるんじゃないか、なんて思う。じゃあ、名前をつけてやればいい。そこには、完全に、なんだってある。そこには、命がある。
 
 標高2300m、アレキパに着いたのは夕暮れ前だった。宿に行き、明日のツアーを申し込んだ。その日はパレードでもあるのか、やけに街が騒がしかった。

arequipa (6)
アルマス広場
arequipa (1)


 翌朝、8時前にバンが宿にやって来た。16人乗りのバンに15人ほどを詰め込んで、バンは昨日通った道へと走りだした。

 しばらく走ると、乾燥した荒野のようになる。どこをみても木は生えておらず、植物は疎らに、それでいてどこか規則的にすら見えるように、ずらりと並んでいる。
 バスは何度か道沿いに止まり、野生のビクーニャや山を紹介する。

arequipa (7)

arequipa (2)


 更に進むと、ツアーのお決まりのお土産屋さんで休憩を挟んで、バスはお昼過ぎにチバイというその日泊る村へと到着した。そこでお昼ご飯を食べて、ホテルに行き、自由時間になる。近くに温泉があるようで、行きたい人は15時30分にロビーに集合と言われが、僕は気付けばお昼寝をしていて、16時に目が覚めた。

 翌日は朝の5時に、部屋がノックされた。その日は5時半から朝食で、6時出発だったため、僕は5時20分に目覚ましをセットしていた。もちろん準備万端の状態で。それなのに、5時に起こされ、無駄に時間を持て余す結果になり、宿の中をうろうろと、出産を待つお父さんのようにしているしかなかった。

 朝食は、いかにも寂しく、ほぼ空洞のパンを二つと紅茶だ。もう少し何かあるだろう。空洞の部分に何か詰めておく位の心遣いが欲しかった。もちろんパンでもいいから詰めておいて欲しかった。
そのおかげで、僕は素早くお腹がすく結果になる。これは、もう少し後の話だが。

 6時過ぎにバスに乗り込み、このツアーのメインである、コルカ・キャニオンという渓谷へと向かう。この渓谷は多くのコンドルが飛ぶことで有名で、僕は「コンドルは飛んでいく」が、すごく好きでどうしてもその渓谷の上でそれを聞きたかったのだ。
 勇み足でバスは土埃を立てながら、コルカ・キャニオンへと向かって走り出して5分ほどでバンは止まった。今日もまずはお土産タイムのようだ。

 その場所で、鷹を手に乗せることが出来るようで、僕は何故、コンドルじゃないのか、と不思議に思いながら、もちろん左手に乗せて貰った。いや乗ってもらった、が正しいかもしれないし、もしかしたら置き物だったのかもしれない。それ程に鷹はじっとしていた。

CSC_0202.jpg
はやぶさ、だったらいいな。

 さらに言うと、鷹かどうかも分からない。とりあえず、カッコいい鳥を乗せた、という経験をしたことは間違いない。

 休憩が終わると、バンはまた15人を乗せてガタガタと山道を走り、少しずつ標高をあげて行く。太陽も東の空から、少しずつ少しずつ標高とは別の次元を昇っていく。
 バンは、何度か止まり、僕は眼下に広がる谷と、上空に広がる山を見上げた。谷には、棚田が;広がり、木々が少し生えている。森とまでも、林とまでも及ばない程度の木々が、ポツリポツリと生きていて、その谷底には太陽の光を一杯に受けて、反射しながら流れる川があった。

arequipa (9)

arequipa (3)


 コルカ・キャニオンまでは、もう少しだろう。バンはまた、オフロードの道をゆっくりと左右に揺れながら走りだした。

arequipa (4)

arequipa (5)


 それでは、皆さん良い日々を!
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« クルス・デル・コンドル プーノ »

- Comments
6 Comments

>分からないものをを見たときに、何もない、そう感じるんじゃないか

私もね、2年くらい前にすごい意味わかんないけど似たようなこと考えてたよ。それはここで書けそうな話ではないから後で話すけど。

やっぱりアレキパにもアルマス広場はあるんだね。南米にいくつアルマス広場があるんだろう。

もさもさセーターよりレベルアップしたパーカーは可愛いね。Japanではぎりぎりコンビニに着ていけるレベルかもしれないけど。。。

by Izumi | 08 26, 2010 - URL [ edit ]

これは砂田さん的考え

何もない…とても大人的考え
その場所を子供に見せたらきっと何かあるんだろうね~大人になってしまった私達でも考え付かないような何かが
っていう考えを持つようになったのも親になってからなんだけど
時々子供の感性に驚かされる

わからないものを見たとき何もないと言うって…あたしもそう思う
大人は見たモノを頭で考えてから言葉にしようとするから、何もないで終わる事もある、難しく考えちゃうんだよね
ちっちゃい子供ってね、大人に比べて当たり前なんだけど言葉を知らない
けど見て感じたままを少ない言葉で親に伝えようとするから、そこには何も無いって言わないんだよね
それが心で感じるって事なんだろうね

沢山の知恵を身に付けてしまった大人には絶対真似出来ない感性だよね
たまに子供がうらやましい時もある

ずっとブログ見てて奥田くんの考え方とか感じ方ってあたしも一緒だなと…感じるときあるよ
…日本から一歩も出た事ないけど(笑)

さぁ~残り少なくなってきたから思いきり楽しんでね

旅の無事を祈ってます

by | 08 26, 2010 - URL [ edit ]

何もないな、誰もいないな~
快適なスピードで~
道はただ延々続くぅ
話しながら
歌いながらーぁぁぁ

イージュー★ライダー好き。
何もないってことは、余計なものがないって意味もあるね。

久々にゆうじのアップ写真を見て涙腺が緩む姉ですよ。
旅ももう少し。
心から、それだはゆうじよい日々を。

by ゆみまる | 08 27, 2010 - URL [ edit ]

>Izumi えっ!?じゃあ、俺は日本でコンビニにしか行けないの。

コンビニに行くふりをして、出掛けなくちゃ・・・。

南米のアルマス広場はすごいなー。もうちょっとオリジナリティーを求めても良さそうなものだけれど。
アルマスでいいでしょ、もう、って会議でなってんのかなー。


>砂田さん なるほど、何もないは、大人的考え、ですね。
僕は、先日ハリウッドに行って、何もない!と強く思ってしまう自分がいました。

人は都合が良い生き物ですね。

自分にとって、という意味で物事をみてしまいます。僕にとって、高級ショップは何もないのと同じ意味になってしまいますね(笑)


>ゆみちゃん 旅ももう少しです。余計な物がどんどん、はがれて、わたくしは、ある意味何もない状態に近づいていっているような気がします。

そんな、気、だけだけどね。

日本楽しみだなー。

by ゆうじ | 08 30, 2010 - URL [ edit ]

あの鳥、アラバスタのファルコンかもよ(笑)

実は今ワンピースはまってるのよ!シェムリの時とは違って、俺もちょっとは話せるようになったよ~。

そろそろ北米だって聞いたけど、楽しんできてね~。

by ok-be | 09 07, 2010 - URLedit ]

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by | 06 07, 2014 - [ edit ]

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