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アンテロープキャニオン

10 05, 2010 | アメリカ

2 Comments
アンテロープキャニオン

 グランドキャニオン(ノースリム)を出た僕たちは、風を切る様に東へと進み、夕方にはページという街に到着した。そこで一泊した僕たちは翌朝、アンテロープキャニオンへと向かう。宿を出て、アンテロープ通りを走ると、15分ほどでアンテロープキャニオンの入り口へと辿りついた。

 ここは、ナバホ族の領地になっていて、入場料がかかり、更にツアーでなくては入れない。ツアーの時間になり、大き目のピックアップトラックの後ろに座席が付けられたような車に乗り込むと、4、5台の車が走り出した。車は、まるで道のない乾いた大地に、いくつもの轍を残しながら走っていく。

アンテロープキャニオン (2)
シボレー
アンテロープキャニオン (3)


 アンテロープキャニオンの入り口に到着すると、この場所の成り立ちの歴史などをガイドが話している。この場所は、遠い遠い川の水が時にすごいスピードで、鉄砲水になりこの場所を削り続けてこの峡谷が出来たようだ。

アンテロープキャニオン (6)

 中に入ると、岩は滑らかに削られ、まるでヤスリで削った木材のように、木目のような地層が浮き出ている。それは、大きな木の中に入ったようでもある。
岩に触ると少しザラザラしているのだが、嫌な痛さはなくて、なんだから冷たくて気持ちが良い。
その細い峡谷に時折、太陽の光が一本の光線の様になり、何の迷いもなく真っ直ぐ真っ直ぐ、下の砂の大地を照らしている。
 
アンテロープキャニオン (7)
アンテロープキャニオン

 中を進んでいくと、ツアー客が多くて、しかもアメリカ人体型のアメリカ人だらけのものだから、すれ違うのも一苦労だ。
 だけど、その中の景色は絶景で、水の流れを止めたそのものを見ているようでもある。

 何の設計図も持たずに、雨は降るがままに降り、川は溢れ、流れるままに流れる。その長い営みの中で、それらはまるで芸術作品のように、この峡谷を作り上げた。いや本当は設計図もあって、まだまだ、作っている途中なのかもしれない。
 この悠久の時間の中で、雄大な景色を生み出している、この星に感動せずにはいられい。

 僕らは、それを壊すのか、手伝うのか、それともその一部なのか。

アンテロープキャニオン (4)

アンテロープキャニオン (9)


 アンテロープキャニオンの反対側に到着して、炎天下の中で、質疑応答が行われる。僕は一刻も早く、峡谷の中に戻ることを強く希望していた。

 来た道を戻り、アメリカ人体型のアメリカ人を日本人体型の僕は身軽にかわした、のだが、手に持った三脚は避け切れず、何度か謝りながら、進む。入り口に戻り、ピックアップトラックに乗り込み、エントランスまで走る。僕らはすぐさまRIO(レンタカー)に戻り、車のエアコンを付けた。車の中は生存不能(僕は)なほどに、温度が上がっている。
 少し車が冷めるのを待って、僕らは車に乗り、そこから南へと向かった。次に向かうのはグランドキャニオン(サウスリム)だ。

 お昼過ぎに、ナバホ族の旗が揺らめくアンテロープキャニオンを出発した。マクドナルドで腹ごしらえをした僕らは、快調にフリーウェイを走った。

 走り始めて2時間が経過した頃、僕らの右側に大きな穴がいくつも空いた場所が現れて、僕らは、車を止めた。
 穴を見にいくと、高さは60m位だろうか。周りには平原が広がり、大きな穴が4つほど空いている。その風景は不自然、なのだけれど、これは自然だ。ややこしい。

アンテロープキャニオン (10)


 穴が空いたのか、窪んだのか、隕石が落ちたのか、はたまた周りが突起したのか。22年間、日本で暮らして来た僕の常識から少し外れた景色を見るたびに、常識なんて下らないな、と思う。世界はこんなにも不自然で、不思議だ。

アンテロープキャニオン
僕たちインド帰りなので・・・(笑)

 風が強いその場所を後にして、僕らはグランドキャニオン(サウスリム)へと向かう。グランドキャニオンはもう、すぐそこだ。
 RIOは少しだけスピードを上げた。僕は古川に、飛ばし過ぎて捕まるなよ、と言う。RIOはまた少しスピードを緩めて、グランドキャニオンへと向かう。

アンテロープキャニオン (5)


 それでは、皆さん良い日々を!
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- Comments
2 Comments

元気?日本でどうしてる?

自然が作り出すアート、なかなk見応えあるね!!
アメリカはまだまだ先なので、また覗きに来ないとね。
最近はみんなのブログを参考にさせてもらってばっかり(苦笑)

by 世界ウォーカー | 10 06, 2010 - URL [ edit ]

今は、どこにいるん?
おれのパソコンが壊れて何もできない。ショック。
伊賀にいるときに連絡待ってるわ。

by nitta | 10 21, 2010 - URL [ edit ]

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