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モニュメントバレー

10 23, 2010 | アメリカ

3 Comments
グランドキャニオン(サウスリム)

 アンテロープを出て、標高を上げながらグランドキャニオンに向かう。South Rim East Entranceを抜けて、グランドキャニオン・サウスリムの地図を貰った。
 その地図を見ると、50km近く広がるグランドキャニオン国立公園の中に10か所程のView Pointが記されている。僕らは、まず、サウスリムの東入り口から一番近いDesert View Pointに向かった。
North Rimとは、少しだけ何かが違う、それが僕の感想だった。何が違うのか、それはイマイチ分からないのだけれど、例えばそれは、ノースリムの方が、少し荒れていて、サウスリムの方がほんの少しだけ優しい、そんな抽象的な違いでしかない。

monument (5)
グランドキャニオン サウスリム
monument (6)


 Desert Viewを出て、3つ目のポイント、Moran viewに到着すると、アスレチックのような岩があった。僕らは岩を飛び降り、岩の下をくぐって、また岩を登る。そこまで行くと、一般の観光客は誰もいなくて、のんびりとグランドキャニオンと向き合うことが出来た。
 太陽は少し西に傾き始めており、西から指す太陽の光が燦々と渓谷に向けて降り注いでいた。渓谷ははっきりと、くっきりと影を伸ばした。

monument (7)
古川蛙とび

 Moran view pointで遊び回った僕らは、息を切らしながら車に乗り込んだ。いくつかのポイントを眺めた後、夕暮れが近づいてきたので最終地点に移動した。
 ゆっくりと日が沈んで行くのを、深い谷を前に僕らは座りながら待った。黄色っぽい地層が丸出しの谷は、夕日に照らされてオレンジ色に色を変える。もともと赤土色をしていた場所は、尚更赤く染まる。 
 太陽は、どんどんと西の空を下降していく。アメリカが夕暮れに染まるころ、朝がやってくるのは、インド、あたりだろうか。

monument (8)

monument (10)


 太陽が、テーブルマウンテンの陰に隠れて、渓谷は赤っぽく、そして白っぽく染まった。

 グランドキャニオンを出た僕らは、本日の野宿ポイントを探しながら、南へ北へと駆け回った。夜の11時を前にテューバシティという、小さな町に到着した。その街のスーパーの駐車場をお借りして、僕らは眠りに就いた。

 僕は車の中で、古川は外にマットを敷いて眠る。もちろん、僕が強要したわけではない。彼は自主的に、いかにも自然な流れで外にマットを敷いた。
 野良犬が、うろうろしているというのに・・・。

 僕は、狭い車内で体を折り曲げて眠った。明け方6時に目を覚ますと、すでに人びとは生活を始めていた。洗濯物を持って入って人々は、コインランドリーへと向かっている。僕は車を降りた。古川が無事に寝ていることに少し安心した。

 朝もやの中で、太陽が昇り始めていた。夕陽よりも大きく見える。そろそろインドでは、日が落ちるころだろう。バラナシではプージャーが始まるころだ。
 眠そうな古川を起こして、東へと僕らは車を走らせた。今日の目的地は、モニュメントバレー、だ。

 相変わらず、天気は良好で雨は降りそうにない。道は真っすぐで、時折道のサイドにはコンテナハウスが並んでいた。 
 カエンタの街を抜けると、すぐにモニュメントバレーへと到着する。朝マックで気持ちを落ち着かせて、モニュメントバレーへと向かった。

 アメリカの原風景と言われている、その場所。

monument1 (2)

monument1.jpg


 砂っぽくて、道はガタガタ。目の前には、大きな岩山がいくつも並ぶ。
 カーステレオではちょうど、ハイロウズの十四才が流れていた。

 土星の周りに丸く 並んで浮かぶ石がある
 アリゾナの砂漠 逆立ちで沈む石がある
 置かれた場所に 置かれたままの石がある
 金星のパイロンをかすめて 輝きながら飛び去る石がある

 ここは、アリゾナ州とユタ州の州境で、このアリゾナの砂漠がどこを指しているかなんて、知らない
けれど、おかれた場所に、置かれたままの石であること違いはないと思った。

 僕は、このモニュメントバレーではしゃぎすぎて、驚くほどの鼻血を出した。グランドキャニオン新聞で血を拭けども拭けども、血は止まらず、僕はティッシュの素敵さを再認識したのだ。

monument (2)
ここではしゃぎすぎました。鼻血ぶー

 鼻血を出しすぎて気分を悪くした僕は、モニュメントバレーの大きな岩の陰で、座って風景を眺めた。それは地球を見ているような気分にもなる。それほどに、大きな景色だった。

monument (4)

それは、間違いなく

一発目の弾丸は 眼球に命中 頭蓋骨を飛び越えて僕の胸に
二発目は鼓膜をつきやぶり やはり僕の胸に
それは僕の心臓ではなく それは僕の心に刺さった、だろう。

 リアル より リアティ リアル より リアリティ

「十四才」が聞こえてきそうだ。       

monument (3)

それでは、みなさん良い日々を!
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« Bristlecone Pine アンテロープキャニオン »

- Comments
3 Comments

オッス。ゆうじ君のブログにはよくブルーハーツやハイロウズが出てくるよね。世代がちょっと違うのにね(笑)。俺も旅先でよ~く聞いてるよ。

モニュメントバレーはオレも思い出の地やねん。今まで3回行ってるんやけど、30歳の誕生日をあそこで迎えたのが素晴らしい思い出。世界で一番好きなところ。でも、ネバダとかユタ周辺は空気が乾燥してるから、鼻の粘膜をやられちゃうよなー。バイクで走っていると肌や唇もカサカサになるで。

by ターミー | 10 23, 2010 - URLedit ]

ターミーさん

僕も、旅先での甲本ヒロトさんは、素直に染みます。
モニュメントバレー三回も行ってるんですか!??

す、すごいです!
一番好きなところだったんですか。でも確かに、モニュメントバレーはいいところでした。
鼻血が止まらなかったのもいい思い出ですね。

僕も、30歳の誕生日は世界で一番好きな場所で過ごしたいと思います!
それが、日本だと達成しやすいんですが・・・。

by ゆうじ | 11 03, 2010 - URL [ edit ]

3回行ったといっても全部仕事でだよ。ハーレーでアメリカを走るツアーを毎年同行取材してたんやけど、モニュメントバレーとグランドキャニオンはどのツアーでも行程に入っていたわけさ。

アメリカはプライベートで行ったことがないから、ゆっくり国立公園巡りをしてみたいねぇ~。

by ターミー | 11 03, 2010 - URLedit ]

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