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General Sherman Tree

01 12, 2011 | アメリカ

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General Sherman Tree

 Bristle cone pine Forest を午前11時頃に出発した。そこから南西にあるSequoia National Parkへ、僕らは世界一大きい木に会いに行く。

 グネグネとした山道を来た、方向へと戻っていく。カーナビには、Sequoia National Parkの文字が出ている。それは、4時間ほどで着くだろう、と残り時間を表示していた。運転している古川は、ものすごく眠た気な顔をしている。お昼ご飯にサブウェイに立ち寄った。そこで運転を代わり、僕らはまた目的地へと向かう。外は今日も、暑い。9月も上旬を過ぎようとしているが、カフォルニアの夏は長い。
 愛車のRIOは快調にエアコンとカーステをフル稼働させながらフリーウェイを走った。

セコイア

 目的地が近づいて来た時に、僕らは異変に気がついた。道の両端には時折、Sequoia National Parkと申し訳なさ程度に表示されている。けれど、ここは僕らの求めている場所では確実にない。どこまでも進んでも大きなエントランスの文字も看板もなくて、とうとう砂利道に突入し始めた。「これは・・・・・・違うね」と、僕らは苦めの顔で向き合った。

 すぐに、カーナビに手を伸ばして再検索をかける。Sequoia National Park Entrance という文字を押した。目的地が表示され、時間は2時間30分。
 そのとき既に時間は、16時に差し掛かろうとしているところだった。RIOのギアを急いでRに入れる。Uターンをして、指し示された場所へと全速力で向かう。僕らは最後に大きなミスをしてしまったようだ。
 日が沈む前に、なんとかその場所へ行きたい。

 エントランスに着いたのは、午後6時50分。太陽は大きく傾き、もう木々に閉ざされたその場所は少し薄暗くなっていた。入場料を支払って、そのチケットが1週間有効だという、なんの意味も持たない説明を笑顔で受け流して、山道を登った(車で)。
 運転は古川で、僕は渡された地図をほむほむ、と読んでいた。地図の縮尺を見ながら、big pineという記載のある場所までの距離を見てみると、大体60kmくらいある。これはマズいぞ、でかいぞ国立公園!!

 一番近い見所ポイントは、General Sherman Treeだった。「古川、とりあえずこのジェネラルシェルマンに行こう。こいつも相当大きいようだし、日が暮れちゃうし。」このときの僕は二つミスを冒していた。これはジェネラルシェルマン、ではなくて、ジェネラルシャーマンだったのだ!(かなりどうでもいいのですが)
  そんな会話をしている僕らの走る道の両脇にはすでに、もの凄く大きな木々が僕らを出迎えてくれていた。

 ジェネラルシェルマンの駐車場に着いた時、辺りにはまだほんのりと明るさが残っていた。僕らは、ダッシュした。ジェネラルシャーマン -シャーマン将軍の木- の麓へと走った。外人さんを追い越して、時折笑われたりしながら。

セコイア4

 ジェネラルシャーマンが、見える。それはとても大きい。

 General Sherman Treeの看板の前に立つと、一つの言葉が目に入った。

-This tree is not the tallest or the widest, but the overall volume of its trunk makes it the biggest tree on Earth.-
 この木は、一番高くも、一番太くも、ない。しかし、この木は地球上で、一番大きい。

セコイア5

 僕らは、世界で一番大きな木に出会えたのだ。もう一つのミスは、こいつは、相当大きな木、ではなくて、地球で一番大きな木、そして、地球で一番大きな生命体だったのだ。
 直径11.1m、高さ83.8m、樹齢およそ2200年。僕が22歳、だから100倍。わかりやすくて、いい。

 シャーマン将軍の麓は、まるでおじいさんの手のように、ごつごつしていて、でもどこか優しくて、柔らかな形をしていた。

セコイア7
背景の木々も別に小さい木ではありません。そんなに大きく見えないのが残念

 2200年前には、たった一つの芽、だったシャーマン。名前もなくて、イエス様よりも前に生を受けて、生き続けてきた。
 いくつもの、困難を乗り越えて、時間は、遡ることなく、流れ続ける。例えば、ほんの些細な事で、成長点が折れてしまったなら、彼はここには、いない。

セコイア3
近くにあった触れる木

 決して、遡る事はできない。後悔や失敗も成功も、すべてを受け止めて、このときは流れる。僕の旅は、流れ続けてここまできた。もう終わる。
 日は、もうすぐ沈む。

セコイア2


 この旅は、何かで一番だった事なんて、ない。予算も期間も、行った国の数も平凡だ。しかし、この旅は、僕だけの世界で一番素敵な、旅だ。


 それでは、皆さんいい日々を!
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