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陽炎

03 25, 2010 | インド

2 Comments
 陽炎

 インドは今日も、40℃を超えると思われる猛暑日です。太陽の日差しが、痛く感じられ、冷えた水に生命を依存しています。日本のファミレスに、行きたい。


 こないだ、JICAのインド事務局の次長の方が、ここアラハバードに遊びにやってきた。アラハバード観光に行くらしく、僕もそれに付いて行くことになった。僕は、アラハバードに来て、10日程経過していたが、村にしか行ったことがなかったのだ。

 最初に訪れたのは、マエダ村だ。ここもASHAがプロジェクトを行っている村である。この村では、日本米を作り、日本食レストランなどに出荷しているそうだ。この村には、テレビが何台あるのだろうか。一軒の家に、14インチ程の小さいテレビが一台置いてあった。村の女性たちが、そこに集まり、テレビを見ていた。白黒で、映りの悪いテレビをみんなで見ていた。嬉しそうに、照れくさそうに。
 僕から見れば、映りの悪い白黒のテレビを見ること、なんてなんの楽しみにもならない。もしかしたらストレスになるのかもしれない。それでも、嬉しそうにテレビを見ている女性たちが、ここにいる。

 戦後の日本もこんな感じだったのかな、そんな風に考えてしまう。一つの小さいテレビを皆で見る。それが、幸せなのかもしれない。例え、映りが悪くたって。
 その環境を、可哀そうだと思うのは、僕のエゴだ。だから、僕は思わない。幸せの形は、誰かに決められるものでも、押し付けられるものでもない。
 小さいテレビだって、いいじゃないか。

kagerou.jpg
君は、幸せかい。この子は多分そうやって聞いている。
DSC_0039.jpg
こいつは、かなり謎な少年。俺を撮ってくれ、って言うから水をバシャンとかぶると思いきや、チョロチョロチョロチョロ水を滴らしている。君は、何がしたいんだ。水も滴る良い男だよ!
 

 村を少し見て回り、次に訪れたのはAnand Bhawan(アナンド・バワン)という場所だ。ここは、インド初代大統領ネルーの生家だ。ここのゲストルームには、ガンディーがよく泊まりに来たらしい。全くの豪邸だ。
 博物館のようになっているAnand Bhawan。ガラス張りになっており、部屋の中には入れない。ガラスの外から、インド人がまじまじと中を眺めている。みんなが必死に覗きすぎて、ガラスはもう、鼻頭の皮脂がこびりついている。
 「ネルーの仕事部屋」などと書いてあり、インド人は興味津々のようだ。僕には、その姿を見ている方がよほど面白い。いや、正直に言うと、このときはお腹が痛くて「仕事部屋」どころでは、なかった。僕の今の仕事は、トイレに行き心にゆとりを得ることなのだ。
 
kagerou (1)

 Anand Bhawanを後にし(もちろん仕事は素早く遂行した)、KHOSROW BAGへと向かった。

 ここは、王様と王様の妹などのお墓がある。とても奇麗な造りをしていた。子どもたちは、まるでそこが運動場であるように、クリケットをしたり、走り回ったりしている。ここの子どもたちは、村の子どものように接してはいけない。写真を撮れば、お金を要求してくるし、「ジャパニー、ジャパニー」とうるさいのだ。
 子どもたちのことは、適度に無視しながら、お墓を眺める。王様のお墓は改装中なのか、修復中なのか、はたまた壊しているのか、判断がつかない程に、色々剥がされていた。JICAの次長の言葉を借りると、「インド人は修復と改装の違いをわかっていないからね。遺跡を奇麗にしてどうするんだよ」と仰られておられました。
 なるほど、もしかしたらこの墓は、ピカピカになるのかもな、そんなことを考えながら最後の目的地サンガムへと向かった。

kagerou (2)
そんなに、剥いだら、別物になりそうだ。
kagerou (3)


 サンガムとは、ヤムナ川とガンジス川の合流地点があり、その合流地点をサンガムという。ここは、ヒンドゥー教の聖地で、多くの巡礼者が訪れる。
 そこに、ヒンドゥー教でもない僕らが訪れた。周りを見渡すと、インド人ばかり。流石に、巡礼地だ。熱心なヒンドゥー教徒しかいないのかもしれない。
 
 ボートに乗り込み、合流地点サンガムを目指す。ヤムナ川の中腹までボートは漕ぎ出した。左手から、ゆるやかな流れの中に、ガンジス川が流れて来ていた。合流する、正にその場所は、深緑色したヤムナ川と、濃い茶色のガンジス川がぶつかる。それは、茶色に呑み込まれてガンジス川になる。そして、バラナシへと向かい、バングラディッシュまで注がれる。
 
 図ったように(もちろん時間は図ったのだが)夕日は、ヤムナ川の上流、橋の上に姿を落とした。人々は、嬉しそうに沐浴している。
 僕はと言えば、はしゃぐインド人の水しぶきが、こっちに飛んでこないかどうかを心配していた。幸せは、人それぞれ、なんだから。

kagerou (5)

kagerou (4)


 岸に戻り、20分。6時を少し回ったころ、夕日は陽炎のように、姿をぼんやりとさせながら、沈むではなく、消えた。

kagerou (6)

 それでは、皆さん良い日々を。
 
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- Comments
2 Comments

素朴な疑問だけど、写真を撮ったらお金を要求してくる
子供たちは村の子供より、貧しいの?ずる賢いだけ?

お腹を大切に!!

by ヒロスケ | 03 28, 2010 - URL [ edit ]

>ヒロスケ その質問はすごく難しいね。心は、村の子どもの方が豊かに見えるね。

 写真を撮ったら要求してくる子どもの方がお金は持っていると思う。物乞いの子どもは、すごく汚い格好をしているけど、実際にどうかは、俺にはわからないよ。物乞いのおばさんなんかは、赤ちゃんをレンタルしてきたりするらしいしね。
それぞれのストーリーがあるんだろうね。

by ゆうじ | 03 28, 2010 - URL [ edit ]

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