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ヴァチカン市国とピサの斜塔

05 06, 2010 | イタリア

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ヴァチカン市国とピサの斜塔

 朝、外は小雨。お昼前に雨は止み、青空と白いうす雲が交互にあった。僕は、ヴァチカン市国へと向かった。
 地下鉄に乗り、ottaviano駅で降りる。地図も何も持ってこなかった僕は、一瞬どこに行けばいいのかと、思ったが、一つの方向から修道士の格好をした、女性が何人も何人も歩いてくる。僕は、こっちだ、と確信した。
 しばらく、歩いていると、サン・ピエトロ寺院の頭が見えてくる。

ヴァチカン市国とピサの斜塔 (1)

 サン・ピエトロ寺院の前には広場があり、広場の中心には、塔が一本そびえるように立っていた。その一番上には小さな十字架が掲げられている。
サン・ピエトロ寺院の上には、キリストと12人の弟子たちが立っている。キリストは左手に十字架を持ち、右手をこちらに向けて掲げている。頭には、天使の輪っかが付いている。いや、彼は天使じゃないのか。

ヴァチカン市国とピサの斜塔 (2)
サン・ピエトロ寺院
ヴァチカン市国とピサの斜塔 (4)
警備員さん

 ヴァチカン市国を出て、少し歩いていると、雨が降り始めた。僕は急ぎ足で、次の目的地へと向かった。真実の口だ。
 真実の口も長蛇の列で、一人ずつ口の中に手を入れて、写真を撮る。僕も列に加わるが、誰一人として、一人で並んでいる人など見当たらない。
 僕は、負けじと一人で並び、真実の口に手を入れずに、写真だけ撮ってそこを出た。そして、小雨降る中、小走りで地下鉄を目指した。
 
 翌日の朝、外は小雨だ。お昼前に雨は止み、空は厚い雲に覆われていた。僕はバックパックを背負いフィレンツェへと向かった。3時にフィレンツェに到着し、宿に荷物を置いた。ここでの滞在はたったの1日。明日の朝にはミラノに向けて旅立つ。
 外は、まだ厚い雲に覆われ、少し薄暗い。僕はピサへと行きピサの斜塔を見るか、フィレンツェを観光するか迷った。これからのイタリアの天気予報はずっと雨だった。今日が最後の曇りかもしれない。僕は、少し小走りに駅へと向かった。ピサの斜塔を選んだのだ。時刻表を確認する。フィレンツェからピサまで1時間と少し。僕は電車に乗り込んだ。
 空は、曇天のままだ。いや、それでも遠く西の空に光が差し込んでいるようにも見える。一縷の希望を握りしめた。
 
 ピサへ着いたのは6時前だった。空は、青い。青空が広がっている。もう少しで曇り空がどこからともなくやってきそうな雰囲気はある。それでも今は晴れている。僕はピサの斜塔へと向かった。細い路地のBARの屋根の向こうに、斜塔がこっそりと見えた。
 路地を抜けると、ピサの斜塔がある。僕は、感嘆の声を漏らす。本当に斜めじゃないか。これは面白い。ピサの斜塔はテレビや写真で何度も見たことがあった、が、本当に斜めだ。

ヴァチカン市国とピサの斜塔 (7)
ピサの斜塔

 そして、そこら中にピサの斜塔を手や足で支えようと(写真で)、人々が試行錯誤している。その風景も面白い。空は、西の空が少し曇り始めていた。それでも東の空は、青い。僕は、ピサの斜塔の前に座り込んだ。
 ピサの斜塔を支えようとしている人々が、無性に羨ましくなる。流石に僕には、写真を撮ってもらっていいですか、とお願いして、じゃあ、といいながら、ピサの斜塔に張り手をする勇気はない。それに、それをしたいとも思わない。それでも、そんな風にしている人々が羨ましい。

ヴァチカン市国とピサの斜塔 (5)

ヴァチカン市国とピサの斜塔 (6)

 
 僕は、駅に向かい何度も天を仰いだ。


 翌日、外は土砂降りだ。朝、フィレンツェを少し観光しようかと考えていたが、外は土砂降りだ。僕は、断念してミラノに向かった。途中で、道に迷い、駅に着かない。乗りたい便を乗り過ごし、雨に打たれて、冷えた足とは、裏腹にレインウェアで熱が籠って、体は暑い。
 なんとか、駅に辿りつき、電車を待つ。夜の7時にミラノに到着した。雨脚は弱まる気配も無く、降り続いている。そこから1時間近く歩いて、宿に到着した。すると、予約ができていないし、もう部屋はフルだ、と言われた時、僕のピークがそこにあった。
 夜の八時半、宿はなし。しかも、ここは駅から少し、遠い。小一時間歩いてやってきたのだから。足は雨でぐちゃぐちゃだった。
 頭も、正直少しぐちゃぐちゃだった。あぁ、どうしようかな。駅に行こうか、とりあえず。そこで夜を越せばいいのかな。
 ここにピークがあった。僕は少し、疲れたんだ。

 ホテルの人に別のホテルを紹介してもらい。そちらに向かった。チェックインを終えた時、僕は安堵と疲れで、少しぼーっとしていた。
 とりあえず、靴下を脱げるという幸せが大きかった。雨で濡れた靴下は僕の足に少しひっついていた、うーーんすぽんっ!という感じで脱げる。幸せだ。

 こういう日、幸せのハードルはずっと低くなる。それがすでに幸せなことだと思う。外からは、まだ強い雨の音が聞こえる。
 僕は、幸福感を抱きしめて布団にくるまった。

ヴァチカン市国とピサの斜塔
まるで、罰ゲーム

 それでは、皆さんいい日々を!
 
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