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クスコ

06 21, 2010 | ペルー

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クスコ

 クスコの宿は、広場から坂道を1つと、階段を1つ昇ったところにある。僕は、一歩一歩踏みしめるように歩いた。実際には、そうしなければ前に進む気がしなかった。標高3600メートルを超えるこの場所。富士山山頂で生活するようなものだ。

 宿の前に着いてインターホンを鳴らした時には、僕はもうヘトヘトだった。頭は痛いし、間接も痛い。これは軽度の高山病だろう。それでも、僕は宿でcheck inを終えたらすぐさまにベッドに横になった。
 同じ部屋の人が、高山病の薬を買いに行くかい、と尋ねてくれたので、僕は立ちあがり、街へと繰り出した。街の広場はやけに賑やかだ。近々、南米の三大祭りの一つ、インティ・ライミーあるらしく、それの練習をしているようだ。

クスコ (7)
アルマス広場

 僕らは薬屋さんに行き、高山病の薬、アゼダゾラミドというものを買った。僕は真っ直ぐに宿に戻った。すぐさま、さっき買った薬を嬉々として飲んだ。これできっと治るだろう。
宿には、美味しんぼが沢山揃っている。僕はそれを手に取り、読みふけった。ゆうこさんが双子の赤ちゃんを海原雄山に見せに行き、雄山がおじいちゃんの顔をしていた。赤ちゃんの力とは絶大だ。いや、そんなことはどうでもいいのだが。

 夜になると、流石にかなり寒くなる。ダウンジャケットまで着こんでも、まだ少し寒く感じる。早々に布団にもぐり込み、美味しんぼを読んだ。寒くて、布団から出て電気を消すのが億劫に感じられる。眠たくなり、のそのそと電気を消しに行くと、さっきまで布団で温められていた体が一気に冷え込んで行く。目が覚めてまた、眠れなくる。
 
 翌日には、僕の頭痛もかなり治まっていた。外は、リマと違い良い天気だ。何処までも澄んでいて青い。雲が1つ2つ、ぽつりぽつりと浮かんでいる。街はオレンジ色に統一されていて、美しい。こんな朝はコーヒーでも飲みながら、美味しんぼだ。

クスコ (8)


 この日の朝に、アレキパからやってきた人が、僕と同じくマチュピチュに一緒に行く人を探しているらしく、僕らはすぐさま一緒に行くことになった。そうなれば、美味しんぼを読んでいる場合ではない。行く手筈を整えなければならない。
 しかし、この日は日本対カメルーン戦だ。取りあえずそれを見なくてはいけない。やることが多くて困る。

 その試合を見終わった後、すぐさま駅に向かった。チケット売り場に並び、マチュピチュ村(名前がすでに良い)行きの列車を買おうとしたが、明日の便はもう一杯だと言われた。僕らは少し相談をして、もう一度窓口へと向かう。今月は17日と18日がストライキらしい。ドンピシャだ。しかし、このペルーレイルは17日のみのストライキで18日は電車が動くらしい。僕らは、帰りの18日のチケットだけをお買い上げした。
 これで、日程は決まった。16日になんとかしてマチュピチュ村まで行って、17日にマチュピチュに行き、18日に帰る。

 安心した僕らは、きんたろうという日本食レストランに行き、舌鼓を打った。この時はこの3日間があんなにも壮絶なものになるなんて、予想もしていなかった。

クスコ (6)
かき揚げ丼!

 翌日は、ピサックという郊外の村に出掛けた。バスに乗り40分。バスの窓からは、クスコの街が一望できる。山あいのこんな高地によくもこんな都市を作ったものだと、感心する。大きい競技場まである。サッカー場か何かだろうか。しかし、ここで試合をしたら、現地チームが有利すぎやしないかと、思う。少し走っただけで、きっと心臓が爆発してしまいそうだ。

 しばらく山道を走ると、村が現れた。ピサックだ。ここは、沢山のお土産屋さんが並んだ、屋台街だ。山を登ると、小さな遺跡もあるらしい。僕らは歩くだけでもへろへろだ。もちろん、遺跡は満場一致で諦めた。

クスコ
ピサック

 少し買い物をして、バスに乗ってクスコへと戻る途中、僕らはバスを降りた。インティ・ライミーの舞台になるキリスト像がある場所で降りたのだ。そこからの見晴らしは美しく、山は、所どころに木が茂り、それ以外の所はまるで苔でも生えているような、色をしている。
 
クスコ (5)

 キリスト像の前では、色黒のおじさんが、楽器を奏でていた、小さな音で。風が少し吹いている。その音に負けてしまいそうな、音だ。
 太陽は、少し東へと傾き始め、僕らの影は西へと伸びている。おじさんは、もう一度楽器を弾き始めた。今度は少し音が大きい。僕らは、太陽に向かって、つまりは東へと歩きだした。

クスコ (2)

クスコ (4)

 それでは、みなさん良い日々を!
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