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タンゴ

07 15, 2010 | アルゼンチン

6 Comments
タンゴ

 ブエノスアイレスに着いた翌日、タンゴを見に行かないか、と誘われた。僕は、あぁーそうですねぇ、と少し言葉を濁して考えた。僕は、ダンスなんて見に行ったこともなければ、踊ろうと思ったことすらない。それに、タンゴとは何なのか、それすらイマイチわからなかったのだ。あぁ、タンゴですかいいですね、と話を聞きながら、僕の頭の中には、多分フラメンコの映像が流れていた。
 知らないのなら、行った方がいいかもしれない。僕は、そんな風に考えてタンゴを見に行くことにした。

 夜の8時に宿を5人で出発して、今日の目的地「BAR SUR」へと向かう。タクシーを1台つかまえると、4人までしか乗れない、という。僕らは3人と2人の2組に分かれた。もう1台タクシーをつかまえて、前のタクシーに付いて行ってください、となんとなく伝えた。しかし、前のタクシーはすでに見えなくなっていた。僕らは住所も場所さえもイマイチ知らなかった。
 「BAR SUR」 「TANGO」 とタンゴをいや、単語を並べてみるが、運転手も場所を知らないらしい。僕らが住所を知らないと知った時、彼は両手を上げて、オーマイガッ、と言った。僕はそれに少し感動した。あぁ、こうやって使うんだな、と感心したのだ。

 そんなことに感心している場合ではない。
一緒に乗っていたゆうきさんが、一度だけ見た地図を頼りに何となく近そうな所まで行き、タクシーを降りた。すぐそばの店に入って聞いてみると、意外と近い場所で降りることが出来ていた。
 僕は、もしそこが見当違いの場所だったなら、オーマイガッ、を使おうと、少し考えていたが、使わずに済んだようだ。

タンゴ (7)
BAR SUR

 3分ほど歩いたところで、BAR SURが見つかった、前のタクシーに乗っていた3人は店の前で待っててくれており、僕らは、店内に入った。お店は、思っていたよりもずっと小さなバーだった。テーブル席が少し並んでいて、店の真ん中が畳2畳分程のスペースが空いているような店だった。

タンゴ (3)

タンゴ (5)

 飲み物を注文して(僕はもちろん紅茶だ)、待っていると、ショーは始まった。ピアノとアコーディオン奏者による演奏が始まり、照明は、その2人を照らしていた。3曲が終わった頃、BGMの音量が上がり、2人の男女が手を取り合い登場した。軽快に足を動かし、スライドさせている。

タンゴ
タンゴ!
タンゴ (1)


 これが、タンゴなのか。僕はタンゴがどういうものか、知らなかった。タンゴってなんなんだろうか、そんな思いを抱いていた。そして、この記事を書いている今も同じ思いをしている。

 結局、タンゴがどういうものなのか、イマイチ分からない。

 1つタンゴショーが終わると、次に魔女のようなシンガーが登場して、見事な腹式呼吸で歌を歌いあげた。
 歌が終わると、またタンゴショーが始まり、最初とは別のペアが躍った。そして、またピアノとアコーディオンの生演奏が始まる。

タンゴ (6)

 薄暗い店内に、音楽は止むことなく鳴り響いた。時には、ピアノとアコーディオンの生演奏、時には、アコーディオン奏者の弾き語りが、時にはタンゴの妖艶なステップの音がいつまでも、続く。
 大人の社交場というのは、こういうことか、と僕は1人で納得していた。そして、こういう場所に、紅茶は似合わないな、ということも分かった。
11時を回り、佳境に入ったのかもしれない。タンゴを踊る2人のステップのスピードが明らかに速くなった。それは、単純に美しいな、と思った。


 11時半を過ぎた頃、僕らは店を出た。店内からは、まだほんの少しだけ音が漏れている。まだ、ショーは続くのだろう。

 タンゴを見ていると、男女が優しくそっと手を握り、でもその手は決して離さなかった。それは、タンゴだけに限ったことではないだろう。ペアダンスというのは、きっとこういうものなのかもしれない。 
タンゴは、ダンスであり、その場所アルゼンチンの精神なんじゃないか、なんて思う。どこか寂しげで、どこか情熱的だ。
夜はどんどん深くなる。タンゴのリズムはどんどん上がっているのだろうか。僕らは遠くでなっているような、音を背中に聞きながら、タクシーに乗り込んだ。

タンゴ (2)
妙に悩ましげ!
 
  それでは、皆さん良い日々を!

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